福岡子どもホスピスプロジェクト

福岡子どもホスピスプロジェクト

子どもホスピスとは

「ホスピス」は、ラテン語のhospitium(温かいもてなし)を語源とし、中世ヨーロッパでは旅人に休息を与える場所でした。1967年に看護師でソーシャルワーカー、医師でもあるシシリー・ソンダース博士が、末期患者に痛みを緩和するだけではなく、人間的な尊厳を大切にするトータルケアを提供する場としてセント・クリストファー・ホスピス(英)を設立したのが、近代ホスピスの始まりと言われています。一方で、子どものためのホスピスは1982年に設立されたイギリスのヘレンハウスに端を発します。

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修道女で看護師でもあったシスター・フランシス・ドミニカ氏が、治療法がないと言われた脳腫瘍の2歳の女の子を友人に代わって預かったことに始まり、今では欧州を中心に多くの子どもホスピスがあります。そこでは重い病気や障がいのある子どもの身体的なケアだけでなく、遊びや様ざまな体験を提供し、家族に対するケア、時には看取りや遺族の悲嘆ケア(グリーフケア)も行います。子どもの良い時も悪い時も、どんな時も、友として、子どもとその家族の人生に寄り添います。
さぁ、子どもホスピスの中を覗いてみましょう。

*みなさまをイギリスとドイツの子どもホスピスへご案内いたしましょう。→ ▶ をクリック!

他にもイギリスの子どもホスピス協会が作ったムービーがあります。合わせてご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=tmLHlCqeKDs#t=16